(written by Azul/March 28, 2021)
3月28日(日) JAPAN RUGBY TOP LEAGUE 第5節
両チームの簡単なProfile:
** KUBOTA Spears:現在4勝無敗 **
2/20 vs MUNAKATA Sanix Blues~43-17 〇
2/27 vs TOSHIBA Brave Lupus~39-7 〇
3/6 vs NTTcom Shining Arks ~34-24 〇
3/14 vs HONDA Heat~38-7 〇
これに対して
- * MITSUBISHI Sagamihara Dynaboars
1勝2敗1引き分け **
2/21 vs SUNTORY Sungolias~7-75 ×
2/27 vs MUNAKATA Sanix Blues~43-17 〇
3/6 vs TOSHIBA Brave Lupus~7-58 ×
3/14 vs NTTcom Shining Arks ~26-26 △
優勝候補のKUBOTA vs 挑戦者MITSUBISHI という組み合わせとなります。
で、本日のスタジアムは、KUBOTAのホームである江戸川区陸上競技場です。最寄駅は、地下鉄 東西線の西葛西駅。
東京駅(大手町 駅)から、7駅離れた西葛西駅。約20分。まあ、都心からは近いですね。そして、降りてみると、あれれ?
午後から降ると言っていた雨が、もう降っている。しかも、本降り。ついに晴れ男の神通力は、効かなくなりました。
一応、天気予報を見て、対策はしてきました。上下ウインドブレーカーを着こんで、さらに、その上から、合羽。今まで一度も使ったことがなかったけど、W杯2019大会の雨具です。
本日の会場である江戸川区陸上競技場までの距離は、駅から1.5kmと手ごろなのですが、この本降りの雨が、疲労度を倍加します。
なんとか、Kick Off 前に、会場にたどり着きました。12:00だというのに、分厚い雨雲に覆われて、もう夜間照明がついています。
しかし、ここのチームのサポーターは偉い。悪天候が予想されていたのにも関わらず、前売りチケットは、Sold Out。私は、本日も自由席です。席が無いので、雨で濡れた芝生の上に座らなくてはなりません。晴れの日だったら、気持ちいいけど。
でも、一つメリットがあります。この日の自由席は御覧の通り、スペースに余裕があるので、自由に写真が撮れます。
そして、実際に試合を見ていると、今までのスタジアムと比較して違和感が??
選手が近いんですよね。私の今日のカメラは、iPhone SEなので、大した望遠機能もないのですが、なぜ、近いんだろうと思って、スタジアムの最前列から覗き込んでみたら、
ああ、なるほど、陸上トラックの通路が極めて狭いのですね。芝生席で見る側にしてみると、ありがたいです。
それでは、本日の試合ですが、KUBOTAの側に、顔と名前が一致する選手(=Big Name)が多いんです。
Malcolm Marx:南アフリカ代表
Peter Labuschagne:日本代表
Bernard Foley:オーストラリア代表
Ryan Crotty:NZ代表
Harumichi Tatekawa: 元日本代表
Gerhard Van Den Heever:元サンウルブズ
これ以外にも、沢山います。三菱で、これに匹敵するのは、Little、Hemopo、Colin Slade と数の上では、クボタが倍以上です。
そして、本日のゲームですが、選手と距離が1m近くなっただけなのに、迫力が違いますね。タックル時の、音が良く響くし、何より選手の表情がわかるのが嬉しい。まあ、ゴール裏なので、我々のいるサイドでプレーしている時に限定されますが。
試合の流れとしては、前半は、三菱も良く健闘いたしましたが、徐々に地力の差が出て、前半終了時に27対3となります。
雨の中でのゲームなので、このままいくのかなと思いました。
(ちょっと、三菱VS 東芝のワンサイドゲームを思いだしました。)
でも、東芝戦と違っていたのは、マイボールのセットプレー(スクラム、ラインアウト)は、確保していたし、ゴール前でも粘りを見せてくれました。
後半になると、またあの人が魅せてくれました。Michael Little。もう一人、Colin Sladeも。
後半になって、雨も止み、展開ラグビーを堪能させてくれました。この悪天候でも、handling error が少なくて、次々につないでいきます。Sladeのハイパント対応の強さに何度も驚き、さらには、相手の穴となるところに絶妙のパントを転がして行きます。昨日のサントリーのBeauden Barrettもそうですが、NZのスタンドオフは、機械のように正確なプレーをしてきます。
でも、この日一番おどろいたのは、Little です。ボールをもらって、密集に入っていくと瞬間的にスピードを上げて、数人を振り切るのは、前回も見ました。そして、今日はあのMarxに一旦つかまりボールを取られた後に、すぐに腕力と卓越した身のこなしで取り返しました。南ア代表の怪力プレーヤーに力で勝ちました。
途中、10点差にまで三菱は詰め寄りました。
しかしながら、最終的には、クボタが、1トライ追加し32-17で勝利しました。今後の三菱に期待します。Nice Game。
ジャージ コレクション 23
本日の試合会場で、クボタのテントの人が配っていたサポーター用ベースボール シャツ。2,000円の自由席のチケットで入場したのにこんなのもらっちゃって良いのでしょうか?せめて、私のBlogで紹介させていただきます。